噴水広場・芝生広場

万葉館、健康館を左手に見ながら芝生の庭の石畳を進んでいくと噴水広場が見えてきます。この写真を撮影した時には噴水が止まっていましたが、噴水広場の手前にある階段に腰を掛けて噴水を眺めるのも良いかもしれないですね。

広場1

噴水広場の和歌川方向には「八魂歌碑」があります。この歌碑は、昭和15年3月16日、和歌山中学校(現 桐蔭高校)ボート部員8名が和歌浦湾で遭難し全員死亡するという悲しい出来事を悼み、若い8人の霊を慰めるために昭和16年2月に建てられたものだそうです。

この碑は、「八魂歌碑」と名付けられ
   『自らわざを 磨けとひびく 浦波に 籠もりて八つの 魂眠るなる』
                                  という歌が刻まれています。

「八魂歌碑」という題字は、和歌山中学校出身の元外務大臣で日米開戦時の駐米特命全権大使だった野村吉三郎の書だそうです。

広場2

八魂歌碑を過ぎ先に歩いていくと遊具広場が広がっています。木製の遊具を中心としたアスレチック風の広場です。近くの幼稚園の園児も遠足で来たり、子供達も楽しく遊んでいますよ。

広場3

遊具広場横の道です。左手が遊具広場、右手が片男波海水浴場のシャワー・ロッカー棟となっています。緑に囲まれた良い雰囲気の道が続いています。

広場4

遊具広場を抜けるとクロマツ林に囲まれた芝生広場が広がっています。約5,500uの広さがあるようです。お天気の良い日にはお弁当を持って家族でピクニック気分を味わうのも良いと思いますよ。芝生広場内には、木製のテーブルも設置されているので、このテーブルを利用するのもいいですね。

広場5

そして、この芝生広場には野外ステージが設けられています。この野外ステージでは、平成11年より毎年10月に「和歌の浦 万葉薪能」と題して薪能が催されています。万葉の歌人”山部赤人”にも詠まれたこの片男波で、秋の夕陽に照らし出される「万葉薪能」は、どこか幻想的な趣があります。

広場6

芝生広場を抜けると屋外施設にある唯一のトイレが右手にあります。車椅子用のトイレも完備されています。ただ、ここから先にはトイレが無いので注意が必要ですね。

広場7

ここにも案内板があります。
案内板の奥に見えているように、公園はみんなが気持ちよく利用できるようにゴミは必ず持ち帰りたいものですね。

広場8

丁度トイレの向かい、和歌川の方向に潮干狩り場への入口があります。
写真は、満潮時のものですが、干潮時には、歌にも詠まれているような干潟が広がり、シーズンともなればたくさんの人々が潮干狩りを楽しんでいます。
潮干狩りは、毎年4月中旬から6月中旬までです。
詳しくは、和歌川漁業協同組合(073-444-0525)までお問い合わせ下さい。

広場9

潮干狩りの入口の手前には、このような手洗い場もあります。潮干狩りで汚れた手足を洗うのには嬉しい設備ですよね。向こう岸からも潮干狩りができるのですが、手洗い場があるこちらの方が良いかも。。。

広場10
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