拝殿を右手に行くと、まず目に入るのが”奠供山碑”です。
”奠供山碑”は、江戸時代の儒学者、仁井田好古の撰文によるもので玉津島神社の裏山にあたる奠供山の名前が古い祭式に由来することを考証したものだそうです。同様の仁井田好古の撰文による碑は、和歌山市内に10基建てられたが”奠供山碑”など5基が知られているにすぎないそうです。
”奠供山碑”の奥に更に進むと奠供山やへの石段が見えてきます。
時代を感じさせるような石段です。
石段を暫く登り奠供山の頂上に着くと、そこには「藤原卿」の詠んだ歌が書かれた木製の歌碑が。。。(少々痛んでおりますが)
そして仁井田好古のもう一つの撰文碑「望海楼遺址碑」があります。苔むした石碑は時代を感じさせます。天気がよければ、この石碑の向こうに遠く淡路島を望む事ができます。
奠供山山頂からの眺め、片男波公園が一望できます。その向こうには和歌山マリーナシティも見えています。
そして手前では、片男波に続く新旧の橋が見えます。手前が「不老橋」、奥が「あしべ橋」。
橋の向こうに広がるのが和歌川の河口、干潮時には干潟となります。
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