祭神として稚日女尊(わかひるめのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、衣通姫尊(そとおりひめのみこと)を祀る玉津島神社は、住吉大社、柿本大神とともに和歌三神と言われています。
山部赤人も
「やすみしし わが大王の 常宮と 仕へまつれる 雑賀野ゆ
背向に見ゆる 沖つ島 清き渚に 風吹けば 白浪騒き
潮干れば 玉藻刈りつつ 神代より 然ぞ貴き 玉津島山」
と詠んでいるように
玉津島神社は和歌の神様らしく和歌にも数多く詠まれています。
また、和歌浦にある船頭山、妙見山、雲蓋山、奠供山、鏡山、妹背山の六つの山は、その昔は小島だったようでそれらの小島をみんな、玉津島山と呼んでいたようです。
玉津島神社の言われを記したご由緒書。中ほどに「住吉神社、人丸神社(柿本大神)とともに和歌三神として・・・」と記されています。
玉津島を詠んだ万葉歌。
和歌の浦を全国区にしたのは、万葉の歌人”山部赤人”の功績が大きいとか。。。
鮮やかな朱色の鳥居。この鳥居の左手にある赤い塀は、絶世の美女としても有名な平安の歌人”小野小町”が、衣通姫尊を慕って玉津島神社に参拝したおりに上掛けをかけたと言われている「小町袖掛けの塀」です。
この拝殿の奥に本殿があります。
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